1)関節・筋肉ストレッチ
2)有酸素運動+2重課題で脳を刺激
3)頭の体操による脳の活性化
4)脳活性化レクリェーション
お電話にて、曜日、時間を予約してください。TEL 072-767-6368
無料体験あり(お迎えにお伺いします)。
【営業日】月・火・水・木・金
【開始時間】9時~15時
【対象者】自立歩行できる方
脳は大きな一つのかたまりではなく、異なった機能を持ついくつかの領域に分かれています。大きくは、大脳、小脳、脳幹とよばれる三つの部分に分かれます。この中で人間としての特徴を一番表しているのは大脳です。
大脳は、さらに4つの部分に分かれます。頭頂葉には、体に触れる触感を司る体性感覚野があります。
両側の側頭葉は、音を聞き分ける聴覚野がある所です。頭の後ろは後頭葉、物を見るための視覚野があります。そして、額の後ろが前頭葉。手足や体を動かす運動野と、前頭前野と呼ばれる部分から成り立っています。
前頭前野は、人間の大脳皮質の約30%を占める巨大な領域です。この割合は人間が一番大きく、高度な脳活動をすることで知られている類人猿でも、10%以下でしかありません。
前頭前野は、脳の進化の中でも最後に発達した部分であり、生物学的に見た人間の特徴は、大きく発達した前頭前野を持つ動物である、ということができます。
学習療法の研究にあたり、東北大学の川島隆太教授はここに注目しました。
人間の前頭前野には、下図のような動きがあります。
これらは、まさに人間を人間たらしめている高次の機能です。つまり、前頭前野は“人間の心”そのものを言えるでしょう。
また、前頭前野が命令を発することで、脳の他の領域の機能が働くという点で、「前頭前野は、脳の司令塔」と言うこともできます。
■ 家族がつくった「認知症」早期発見の目安
日常の暮らしの中で、認知症ではないかと思われる言動を、「家族の会」の会員の経験からまとめたものです。
医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。
□ 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
□ 同じことを何度も言う・問う・する
□ しまい忘れ置き忘れが増えいつも探し物をしている
□ 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
□ 些細なことで怒りっぽくなった
□ 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
□ 自分の失敗を人のせいにする
□ 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
□ 料理・片づけ・計算・運転などのミスが多くなった
□ 新しいことが覚えられない
□ 話のつじつまが合わない
□ テレビ番組の内容が理解できなくなった
□ ひとりになると怖がったり寂しがったりする
□ 外出時、持ち物を何度も確かめる
□ 「頭が変になった」と本人が訴える
□ 約束の日時や場所を間違えるようになった
□ 慣れた道でも迷うことがある
□ 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
□ 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
□ ふさぎ込んで何をするのも億劫がり、嫌がる
■ 「認知症」症状の程度の目安
すでに認知症の治療を始めている方の現在の状態に当てはまるものをチェックしてください。
□ 通帳などのしまい忘れ、置き忘れがある
□ 最近の大きな出来事(冠婚葬祭など)を忘れる
□ 昔の印象深い出来事を忘れる
□ 買物リストがあれば本人だけでの買物でも支障がない
□ 外出したがらない、同じ物を何度も買う
□ 自分からは外出しない、買物に出かけない
□ 自分で選べるが、同じ服装をしていることが多い
□ 季節や状況に合った服装をしない
□ 介護者が服を選ぶ必要あり、ボタンのある服を着るのが困難
□ 服薬を忘れることが度々ある
□ 言わないと服薬を忘れる
□ 介護者が管理しなければならない
□ 日課は今まで通りこなすが、複雑な料理が困難
□ 日課でしなくなることが増える、簡単な料理でも間違う
□ 家事をほとんどしない(料理ができないほど)
□ 時々、不安な気分の落ち込みが見られる
□ イライラすることが増え、笑顔が減る
□ 表情は以前に比べ乏しくなる